距離の制約を受けずに遠隔地からの操作を可能にします。物理的な場所に関係なく、サーバや設備にアクセスし、管理することができます。遠隔地からでも従来と同じ操作方法でリアルタイムでの対応が可能になります。点在しているサーバや設備の操作のための移動を減らし、緊急時の初動対応までの時間短縮にも繋がります。
ネットワークスイッチの空きポートと帯域の確保が出来ていれば、遠隔操作対象のサーバや設備を容易に追加可能です。圧縮技術により必要な帯域も抑えられており、ネットワーク側のコストも最小限にできます。1対1の最小構成から始めることができ、必要なタイミングで必要な数量だけを追加することで費用対効果が高まります。
ネットワークの物理的分離と多要素認証によるセキュリティは、重要なデータを扱う組織に信頼性の高いセキュリティ環境を実現。不正アクセスやサイバー攻撃のリスクを大幅に低減します。ネットワークの物理的分離によりIPネットワーク経由でのOSへの侵入を阻止し、多要素認証にてなりすましやパスワードが突破されるリスクをカバーします。
古いOSや特殊なOSでも使用可能で、リモートデスクトップ接続が搭載されていない、さらにはIPネットワーク機能がないサーバや設備に対しても遠隔操作を実現できます。 これにより、メーカーやOSに依存しない統合的な遠隔操作システムを整備することが可能となります。
運用方針に応じ、複数のアクセス制御方式から選択可能です。専有可能なプライベートモード、共有操作が可能なシェアードモード、監視に最適なビューオンリーモードやエクスクルーシブモードです。また遠隔操作/表示可能なサーバや設備を部署や役職に応じて制限することもできます。
トランスペアレント方式の採用によりストレージ、ペンタブレット、タッチパネル、カード/生体認証機器などの多彩なUSB周辺機器が利用でき、既存の業務環境、運用方法を継続していただけます。またセキュリティを重視する場合にはUSB機器の利用を禁止にする運用も可能です。