製品特長

多様なアクセスオプション
ユーザーごとに表示操作、表示のみ、またはUSB機器の使用のアクセス方法を提供します。管理者は各ユーザーに対して、システムの状態を監視するためのアクセス権限や、システムの操作を行う権限を柔軟に設定できます。

リモートでのファイル転送機能
USB機器の接続オプションを通じて、リモートでのファイル転送が可能になります。これにより、遠隔地からでもデータの転送や保存が容易に行うことができ、リモート管理の柔軟性が高まります。

画面共有による作業効率の向上
複数のユーザーがリモートデバイス上の同一画面を同時に閲覧・共有することが可能です。これにより、複数のオペレーターが同じ画面をリアルタイムで共有し、監視センターのスタッフが同時に対応できます。

初期導入の容易さ
IPKVMシステムは、最小限の1対1の構成から始めることができ、一般的なL2スイッチやルータとの組み合わせで、IT管理者は追加のIPKVMデバイスをスムーズにネットワークに統合し、システムの全体的な管理とメンテナンスを容易に行えます。

効率的なリソース管理
必要に応じてシステムを効率的に拡張でき、追加のハードウェアや複雑な設定作業を最小限に抑えることができるため、時間やリソースに制約がある環境で有効です。特に一時的なプロジェクトや突発的な需要増加に対応する際に効果的です。

成長するビジネスのITニーズに対応
組織の継続的な成長に合わせて、IPKVMシステムは長期的な視点でITニーズに対応します。新しいサーバーやネットワーク機器の追加が容易であり、成長するビジネスの拡大に伴うITインフラの要求に柔軟に適応します。

高度なセキュリティ対策
IPKVMはネットワーク分離と多要素認証の組み合わせによる高度な保護を提供しています。これによりサイバー攻撃など外部の脅威から隔離され、内部ネットワークとのデータのやり取りが厳格に管理されます。

データ漏洩リスクの軽減
IPKVMの提供する物理的なネットワーク分離は、遠隔制御対象の機器とIPネットワークの接続をする必要がなくなります。これにより遠隔からIPネットワークを経由したハッキングを受けるリスクを無くせます。

セキュアなリモートアクセスの実現
セキュリティリスクの低いリモートアクセス環境を提供し、企業や組織のデータ保護に寄与するとともに、様々なビジネス環境に適応するセキュリティ対策を実現します。

カスタマイズ可能なユーザーアクセス設定
ユーザー毎にアクセスレベルを詳細に設定し、サーバへのアクセスを権限に基づいて制御します。管理者は特定ユーザーへのフルアクセスや限定アクセスを柔軟に割り当てることができ、セキュリティを維持しながら効率的な運用を実現します。

セキュリティポリシーの実施とログ管理
IPKVMへのログイン成功、ログイン失敗、遠隔制御対象の機器への接続、切断などの各種イベントをユーザID、時刻情報と紐づけて、シスログサーバに転送しますので、セキュリティインシデントへの迅速な対応を可能にします。

アクセス管理の柔軟性と適応性
アクセス管理機能は、組織の成長や変化に伴うユーザーのアクセス権限やセキュリティ要件の変更に柔軟に対応します。ユーザーの権限変更や役割の追加時に、アクセス権を迅速かつ効果的に更新し、企業の運用効率とセキュリティが同時に向上します。

物理レベルでのシステムアクセス
サーバーやコンピュータのBIOSにアクセスできるため、ソフトウェア型のリモートデスクトップソリューションでは不可能な、オペレーティングシステムが起動していない状態での設定やトラブルシューティングが可能です。

ハードウェア設定のリモート変更
IPKVMを使用することで、リモートからハードウェア設定やブートシーケンスの変更が可能になります。これにより、物理的にサーバーの場所にいなくても、重要なシステム変更を実行できます。

緊急時の即時対応
システムクラッシュやOSの起動失敗など緊急時にも、IPKVMを使用して迅速にシステムにアクセスし、問題の診断と修正を行うことができます。この即時対応能力は、システムのダウンタイムを大幅に減らすことに寄与します。

記憶装置へのアクセス
IPKVMは、USBメモリやSSDなどの記憶装置に対応し、管理者がユーザーの利用権限を設定できます。これにより、リモートからのデータ保存や転送が簡単になり、データ管理がより柔軟かつ効率的に行えます。

入力デバイスとタッチパネルのサポート
USB機器を使用可能に設定した場合、ペンタブレットや高機能マウスなどの入力装置、およびUSB制御のタッチパネルの使用もサポートしています。これにより、リモート操作時のユーザー体験が向上し、より直感的かつ効率的な操作が可能になります。

USB 2.0 エクステンダ活用で高速転送と多機能性で効率化
Emerald® USB 2.0 エクステンダを併用することにより、IPKVM本体のUSBポートよりも高速なデータ転送をサポートし、最大４台までのUSB機器を接続することが可能です。