KVM エクステンダとは?
仕組み・種類・選び方とKVXシリーズの特長

KVM エクステンダは、PC 本体を離れた場所に設置し、
離れた場所からキーボード・マウス・モニタを操作できる延長ソリューションです。

KVM エクステンダとは


KVM エクステンダは、PC からの映像・USB 信号を延長し、離れた場所にある操作端末で PC を操作できる装置です。
基本構成はシンプルで、PC 側に送信機(TX)、操作側に受信機(RX)を設置し、ケーブル(LAN または光ファイバ)で接続します。
PC / 制御機器をキーボード・マウス・モニタから離して
利用したいが一般的なケーブルでは 5~6m が限界


KVM エクステンダを使うと、
キーボード・マウス・モニタを離れた場所に設置可能!


システム構成


シングルモデル構成図
デュアルモデル構成図

KVM エクステンダのメリット


🔒 セキュリティ向上
🔥 騒音・熱対策
🖥️ 作業環境改善
📡 長距離延長


どんな用途で使われるか


放送局・ポスプロ
編集室の分離
プラント
制御室からの設備管理
教育
教室設備等
企業・公共機関
サーバールームの管理
製造現場
粉塵・高温環境から PC を隔離
監視
中央制御室で一括操作
医療
手術室外での操作


KVM エクステンダの導入イメージ

製造業
課題:粉塵・高温でPCが置けない
解決:操作室に移設
効果:故障減少+作業性向上
放送局・ポスプロ
課題:騒音・熱
解決:編集室を分離
効果:快適な作業環境
医療
課題:機器の近くにPCを置けない
解決:別室から操作
効果:安全性向上

KVX シリーズの特長


LAN / 光ファイバ対応
CATx ケーブルで最大 100m、
光ファイバで最大 30km 延長可能

高解像度映像対応
最大 4K 解像度の映像伝送に対応
高精細な映像をそのまま表示可能
シリアル制御
スキャナや端末などの
RS-232 周辺機器を使用可能
ローカル側での映像出力に対応
機械側、操作室の両方で監視・操作が可能

複数の取り付けオプション
19 インチラックマウントトレイ、
DIN レール、デスクトップ設置
USB 2.0 とオーディオをサポート
キーボード・マウスだけでなく
USB メモリや USB 機器も利用可能
双方向オーディオによる
スピーカ/マイク接続をサポート
簡単導入・設定不要
機器を接続するだけで使用可能
ビデオ / USB / オーディオケーブルを同梱
マルチモニタ対応
2 台のモニタを接続可能な
デュアルヘッドモデルをご用意
HDMI / DisplayPort 混在対応DisplayPort と HDMI の混在入力に対応。2 台の HDMI モニタへ 4K 映像を出力可能。

KVX と IP-KVM の違い

項目

KVX

(ポイントツーポイント)

IP-KVM

接続方式

1:1 接続

多対多接続

構成

送信機と受信機を直接接続

ネットワーク上で複数機器を接続

設定

基本的に設定不要で導入しやすい

ネットワーク設定が必要

拡張性

シンプルな延長用途に適している

複数拠点・複数ユーザーでの運用に対応

主な用途

PC や制御機器の長距離延長

大規模な集中管理・遠隔操作

おすすめ用途

1 台の PC を離れた場所から操作したい場合

複数の PC を複数ユーザーで切り替えて操作したい場合